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定演無事終了、お疲れ様!そしてお知らせ

 先週の金曜日に行われた第120回京都大学音楽研究会定期演奏会、無事に終了しました。当日の運営も滞りなく進み、ALTI
という素晴らしい会場で出演された皆さんも力を尽くして演奏されているようで、印象深い1日となりました。本番の手伝いをしてくれた1回生及び2回生、広報やプログラム作成など各方面で働いてくれた係の皆さん、そして何よりも定演チーフの大原君には感謝してもし足りないくらいだと思います。11月末には後期の定期演奏会が控えていますが、また皆で力を合わせて良いステージに出来るよう頑張りたいです。
 さて、大きなイベントはこれで一段落した訳ですが、6月20日には音研同窓会のサロンコンサート&懇親会が予定されています。

・第15回同窓会サロンコンサート
【日時】 6月20日(土) 開場14:00 開演14:30
【会場】 アートスペースHASE(ハーゼ)
【会費】 学部生・大学院生は無料、同窓会生は1,000円(当日会場にて支払い)

・懇親会
【日時】 同日 17:00~20:30(予定)
【会場】 同上
【会費】 学部生・大学院生は無料、同窓会生は3,000円(当日会場にて支払い)

 現役生とOBOGが交流できるまたとない機会です。奮ってご参加下さい。

〈今日の1曲〉
『ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67 / ショスタコーヴィチ』

 これはただならぬ曲ですね。冒頭からすでにそのような気配が背筋を伝ってゾクッと忍び寄ってくるのが分かると思います。ピアノ三重奏というジャンルの中でも重要な曲であり、ショスタコーヴィチの創作の中でも特別な位置を占めている作品です。
 これは彼の大親友であったソレルチンスキーの追悼のための音楽として完成されました。作曲はすでに始められていたのですが、その最中にソレルチンスキーの訃報に接し、またピアノ三重奏曲を故人に捧げるというロシア音楽の伝統もあって、最終的には追悼の音楽として書き下ろされたのです。チャイコフスキー、アレンスキー、ラフマニノフといった大音楽家がみな自身のピアノ三重奏曲を故人に捧げ、そのどれもが名曲として名高い作品であることにショスタコーヴィチがどの程度影響されていたか(あるいはされていなかったか)は分かりません。しかしこの作品が遜色なく、むしろロシア作曲家のピアノ三重奏曲としては頂点を極めたものであることは疑う余地がないでしょう。
 冒頭からの悲痛な歌。CDの音源だけでは分かりませんが、実はこの高い音のメロディはチェロのフラジオで奏でられています。その後に入ってくる一段低い旋律をバイオリンが奏でていて、ここではバイオリンが上パートでチェロが下パートという普通の旋律構造が逆転しています。このメロディは曲全体を貫く重要なモチーフですが、この悲痛で割り切れない感情を音色レベルでも表現するために、ショスタコーヴィチはあえてチェロに無茶なことをさせてギリギリの音色を期待したのかも知れません。こういう所はストラヴィンスキーの"春の祭典"冒頭におけるファゴットがかなりキツイという点と似ていますね。
 冒頭の旋律を弾けるというチェロ弾きの方がいらっしゃったら是非私までご一報下さい。一緒にこの曲を演奏しましょう。

『ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67 / ショスタコーヴィチ』
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